「安田さん、伝言があります・・・」
▲畜産の診療から帰って着た同僚のT獣医師が言った。
「授精師のKさんからで、安田さんに食べてほしい焼きそばがあるそうです(笑)・・・」
「・・・え、焼きそば?・・・あー、ペヤングかな?」
「あんかけの焼きそば弁当が出たので、食べてくださいって・・・」
「・・・やき弁、の方ね(笑)」
その数日後
私が▲畜産の往診に行った時
ちょうどK授精師が仕事をしていた。
「安田さん、食べましたか!・・・」
「・・・あー、Tさんから聞いたけど、あんかけのやき弁ね、まだだけど。」
「すごい人気らしいですよ、早く食べないと無くなっちゃいますよ!・・・」
「・・・えーっ、そうなの?」
「北海道限定で、ドラッグストアでもお買い上げを1人3個に制限してるとか・・・」
「・・・えーっ、そうなの?」
「めちゃ美味しいですよ!、具もたっぷり入ってるし・・・」
「・・・それは食べて、また食レポを書かないと(笑)」
そこまで勧められたらもう買うしかない。
その日の往診の帰りに
スーパーフクハラに寄ってみた。
すると
噂の、やきそば弁当「旨コクあんかけ風」は
普通の即席麺コーナーに
ごく普通に沢山並んで売られていた。
どれだけ人気があって
どけほど品薄になっているか
興味があったので
この現状にはいささか拍子抜けしたが
せっかくなので同僚のT獣医師たちの分までまとめて買うことにした。
さて
約1年ぶりの
インスタントやきそばの食レポである。
その経緯は
このシリーズで書いている通りである。
(1) 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」
(2)「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み
(3) 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」
(4)巨大なペヤング「ソースやきそば」の「超大盛」バージョン
(5)エビ好きの日本人の心をくすぐる「海老」バージョン
(6)「たらこ」の戦い
(7)あっと驚く前代未聞の「スカルプD」やきそば
(8)北海道人の胃袋を鷲掴みにする「ジンギスカン」バージョン
(9)ガチで激突した「激辛」バージョン
(10)長期戦を挑んでいる「かきあげ」バージョン
(11)消費者に喧嘩を売るのか?!「超超・ギガマックス」
(12)マルちゃん側の勇み足
(13)さわやか南国の「沖縄MAXゴーヤ」バージョン
(14)世にも不思議な「ソース・ラーメン」!
(15)胸やけ必至の「豚脂」バージョン
(16)香り高き「黒ゴマMAX」バージョン
(17)「インスタント焼きそば戦国時代」に突入!!!
(18)これは前衛芸術だ!「アップルパイ味」!(◎_◎;)
(19)初心に帰った味勝負「BlaKSpicY SeaFood(ブラックスパイシーシーフード)」!
今回は久々のシリーズ(20)となった。
最近はコロナウイルスのせいなのか
ぺヤング側の北海道攻勢が鳴りを潜めて
約1年間ペヤングの新作を食べていなかった。
今回はペヤングではなく
受けて立つマルちゃん側の新製品のレポということになった。
事務所に帰って
さっそく封を切ろうとしたが
作り方がいつもと違っていて
一度お湯を切った後
また再びお湯を
パッケージの中段の線まで入れて
あんかけの素を入れて
さらに30秒以上
ぐるぐるとかき混ぜて
あんかけのトロミを出して
ようやく完成するという
かつてない画期的な作り方だった。
ペヤングと比べてやや保守的で
新製品へのパッションが弱いとみえたマルちゃんだが
この製品に賭ける意気込みは
未だかつてない程のものである。
その証拠に
お湯を足すライン入りの
新しいパッケージをあえて作っている。
そして、定番の
「北海道限定」の文字。
北海道でまず売れ行きをリサーチして
それから全国販売してゆこうという
強い意気込みを感じる。
さっそくかやくを入れて
お湯を切り
再び中間ラインまでお湯を入れて
次にあんかけの素を投入し
30秒以上箸でぐるぐるとかき混ぜると
なるほど麺にとろみが出てきた。
ツヤツヤトロトロの麺を
ひと口すすってみる
「・・・うーん・・・」
滑らかな口当たりである
「・・・なるほど・・・」
あんかけの味は
中華風の塩味で
創味シャンタン風だった。
今ちまたで人気抜群の
創味シャンタンの味を
やきそばに取り入れようという魂胆のようである。
「・・・うん、これはうまい!・・・」
これはさすがに
マルちゃんとしてはよく練りに練った作品だと思った。
想像を絶するような
超絶な新製品を世に送り出す
前衛芸術的なペヤングに比べて
マルちゃんは相変わらず
独創性が低く
あっと言わせるところもなく
「あんかけ」とか「創味シャンタン」など
消費者の趣向におもねった大人し目の戦略であり
その戦略の裏舞台が見え見えの感があり
いかにもマルちゃんの新製品開発だよな
と思わせるのだが
そんな感想を差し引いても
それ以上に「旨い」
という
立派な味と食感を持った
見事な新製品
マルちゃん・やきそば弁当「旨コクあんかけ風」
だった。
いち北海道民として
私は
このやきそばを
「応援したい」
と思った。
「ポコペンチャンネル」へチャンネル登録も
していただけると嬉しいです!
詳しくはFMウイングのHPへ。

左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
見ることが出来ます。
▲畜産の診療から帰って着た同僚のT獣医師が言った。
「授精師のKさんからで、安田さんに食べてほしい焼きそばがあるそうです(笑)・・・」
「・・・え、焼きそば?・・・あー、ペヤングかな?」
「あんかけの焼きそば弁当が出たので、食べてくださいって・・・」
「・・・やき弁、の方ね(笑)」
その数日後
私が▲畜産の往診に行った時
ちょうどK授精師が仕事をしていた。
「安田さん、食べましたか!・・・」
「・・・あー、Tさんから聞いたけど、あんかけのやき弁ね、まだだけど。」
「すごい人気らしいですよ、早く食べないと無くなっちゃいますよ!・・・」
「・・・えーっ、そうなの?」
「北海道限定で、ドラッグストアでもお買い上げを1人3個に制限してるとか・・・」
「・・・えーっ、そうなの?」
「めちゃ美味しいですよ!、具もたっぷり入ってるし・・・」
「・・・それは食べて、また食レポを書かないと(笑)」
そこまで勧められたらもう買うしかない。
その日の往診の帰りに
スーパーフクハラに寄ってみた。

噂の、やきそば弁当「旨コクあんかけ風」は
普通の即席麺コーナーに
ごく普通に沢山並んで売られていた。
どれだけ人気があって
どけほど品薄になっているか
興味があったので
この現状にはいささか拍子抜けしたが
せっかくなので同僚のT獣医師たちの分までまとめて買うことにした。
さて
約1年ぶりの
インスタントやきそばの食レポである。
その経緯は
このシリーズで書いている通りである。
(1) 先陣は2年前の衝撃的な「納豆やきそば」
(2)「基本バージョン」の大手スーパー店頭での大量売り込み
(3) 数ヶ月前に見られた前代未聞の「カレー+納豆バージョン」
(4)巨大なペヤング「ソースやきそば」の「超大盛」バージョン
(5)エビ好きの日本人の心をくすぐる「海老」バージョン
(6)「たらこ」の戦い
(7)あっと驚く前代未聞の「スカルプD」やきそば
(8)北海道人の胃袋を鷲掴みにする「ジンギスカン」バージョン
(9)ガチで激突した「激辛」バージョン
(10)長期戦を挑んでいる「かきあげ」バージョン
(11)消費者に喧嘩を売るのか?!「超超・ギガマックス」
(12)マルちゃん側の勇み足
(13)さわやか南国の「沖縄MAXゴーヤ」バージョン
(14)世にも不思議な「ソース・ラーメン」!
(15)胸やけ必至の「豚脂」バージョン
(16)香り高き「黒ゴマMAX」バージョン
(17)「インスタント焼きそば戦国時代」に突入!!!
(18)これは前衛芸術だ!「アップルパイ味」!(◎_◎;)
(19)初心に帰った味勝負「BlaKSpicY SeaFood(ブラックスパイシーシーフード)」!
今回は久々のシリーズ(20)となった。
最近はコロナウイルスのせいなのか
ぺヤング側の北海道攻勢が鳴りを潜めて
約1年間ペヤングの新作を食べていなかった。
今回はペヤングではなく
受けて立つマルちゃん側の新製品のレポということになった。

さっそく封を切ろうとしたが
作り方がいつもと違っていて
一度お湯を切った後

パッケージの中段の線まで入れて
あんかけの素を入れて
さらに30秒以上

あんかけのトロミを出して
ようやく完成するという
かつてない画期的な作り方だった。

新製品へのパッションが弱いとみえたマルちゃんだが
この製品に賭ける意気込みは
未だかつてない程のものである。

お湯を足すライン入りの
新しいパッケージをあえて作っている。
そして、定番の

北海道でまず売れ行きをリサーチして
それから全国販売してゆこうという
強い意気込みを感じる。
さっそくかやくを入れて
お湯を切り
再び中間ラインまでお湯を入れて
次にあんかけの素を投入し
30秒以上箸でぐるぐるとかき混ぜると
なるほど麺にとろみが出てきた。

ひと口すすってみる
「・・・うーん・・・」
滑らかな口当たりである
「・・・なるほど・・・」

中華風の塩味で
創味シャンタン風だった。
今ちまたで人気抜群の
創味シャンタンの味を
やきそばに取り入れようという魂胆のようである。
「・・・うん、これはうまい!・・・」

マルちゃんとしてはよく練りに練った作品だと思った。
想像を絶するような
超絶な新製品を世に送り出す
前衛芸術的なペヤングに比べて
マルちゃんは相変わらず
独創性が低く
あっと言わせるところもなく
「あんかけ」とか「創味シャンタン」など
消費者の趣向におもねった大人し目の戦略であり
その戦略の裏舞台が見え見えの感があり
いかにもマルちゃんの新製品開発だよな
と思わせるのだが
そんな感想を差し引いても
それ以上に「旨い」
という
立派な味と食感を持った
見事な新製品
マルちゃん・やきそば弁当「旨コクあんかけ風」
だった。

私は
このやきそばを
「応援したい」
と思った。
「ポコペンチャンネル」へチャンネル登録も
していただけると嬉しいです!
詳しくはFMウイングのHPへ。

左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
スープレスに走ったのはペヤング派に切り込むためですかね。
そして授精師さんは焼きそばの妖精ですね妄想ですね。