「実用的なワクチンは無くワクチンによる予防出来ない。また、治療方法は無いため、感染動物は殺処分される」、
そんな文言で説明される、
牛の法定伝染病、
ヨーネ病
が蔓延して久しい。
私は今まで
牛の伝染病について
このブログで取り上げることを
極力避けてきた。
私の診療地区の
牛の伝染病の生々しい実態を書くと
発生農場や関係機関に
迷惑がかかる可能性が高いからである。
しかし
昨日の北海道新聞の十勝版に
これだけ詳しく
情報が公開されるのならば
私がその情報について
私見を述べることも
許されるのではないかと思う。
ヨーネ病は
人の結核菌に性質の似ている抗酸菌の感染による病気で
潜伏期が長く
主に腸管に感染して
発症すると下痢が止まらなくなって
治療には全く反応せずに痩せ細り
最終的には死亡する。
そこで予防するしかないことになるが
「実用的なワクチンは無くワクチンによる予防出来ない。また、治療方法は無いため、感染動物は殺処分される」
というわけである。
一度感染したら
どんな大切な牛でも
国の命令で殺処分しなければならない
という厄介な病気なのである。
新聞記事によると
十勝管内のヨーネ病の感染牛は
全道の3割を占めており
今年も1月〜4月だけで
10町村で111頭の牛が感染し
前年を上回るペースだという。
気になるのは
その内訳だ
掲載された表を見ると
ヨーネ病が発生している10町村の中で
広尾町が32頭でトップ
続いて幕別町が20頭
大樹町が16頭で続いている。
この3町はすべて
私が診療した経験を持つ地域であり
発生農場の名前を聞けば
ああ、あそこか
と分かるところばかりである。
さらに気になるのは
発生が2番目に多い幕別町が
現在の私の診療地区であるが
じつは
1位の広尾町よりも
3位の大樹町よりも
牛の飼養頭数が少ない。
飼養頭数が少ないにもかかわらず
発生頭数が2位ということは
「発生率」で見ると
おそらくトップに
躍り出てしまうのではないか
と思われるのだ・・・
(この記事続く)
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詳しくはFMウイングのHPへ。

左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
見ることが出来ます。
そんな文言で説明される、
牛の法定伝染病、ヨーネ病
が蔓延して久しい。
私は今まで
牛の伝染病について
このブログで取り上げることを
極力避けてきた。
私の診療地区の
牛の伝染病の生々しい実態を書くと
発生農場や関係機関に
迷惑がかかる可能性が高いからである。
しかし
昨日の北海道新聞の十勝版に
これだけ詳しく
情報が公開されるのならば
私がその情報について
私見を述べることも
許されるのではないかと思う。
ヨーネ病は
人の結核菌に性質の似ている抗酸菌の感染による病気で
潜伏期が長く
主に腸管に感染して
発症すると下痢が止まらなくなって
治療には全く反応せずに痩せ細り
最終的には死亡する。
そこで予防するしかないことになるが
「実用的なワクチンは無くワクチンによる予防出来ない。また、治療方法は無いため、感染動物は殺処分される」
というわけである。
一度感染したら
どんな大切な牛でも
国の命令で殺処分しなければならない
という厄介な病気なのである。
新聞記事によると十勝管内のヨーネ病の感染牛は
全道の3割を占めており
今年も1月〜4月だけで
10町村で111頭の牛が感染し
前年を上回るペースだという。
気になるのはその内訳だ
掲載された表を見ると
ヨーネ病が発生している10町村の中で
広尾町が32頭でトップ
続いて幕別町が20頭
大樹町が16頭で続いている。
この3町はすべて
私が診療した経験を持つ地域であり
発生農場の名前を聞けば
ああ、あそこか
と分かるところばかりである。
さらに気になるのは
発生が2番目に多い幕別町が
現在の私の診療地区であるが
じつは
1位の広尾町よりも
3位の大樹町よりも
牛の飼養頭数が少ない。
飼養頭数が少ないにもかかわらず
発生頭数が2位ということは
「発生率」で見ると
おそらくトップに
躍り出てしまうのではないか
と思われるのだ・・・
(この記事続く)
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さらに細かいことですが「屠」という字は法律からは削除され「と殺」と平仮名になってます。記憶が定かではないですが10年ほど前からだと思います。