生乳の買い取り価格は、
完全に買い手市場である。
多くの農産物がそうである。
生産者と業者が価格交渉をして、
どちらの言い分も通った上での価格決定、
というものではなく、
業者側の一方的な価格設定によって、
買取価格が決まってゆく。
酪農家が搾った生乳は
その典型的な例である。
生乳の価格が
どのようにして決められているのかは
非常に不透明である。
いつも疑問に思っているのは
その用途別に
価格が決定されていることである。
よく報道されるのは
本州の生乳価格は飲用向けの
「飲用乳」
として買われるのに対し
北海道の生乳価格は乳製品向けの
「加工原料乳」
として買われ
前者よりも後者の方が価格が安い
という事実である。
じつは
農産物が
その用途別で価格が異なるのは
生乳ばかりではない。
たとえば
米ならば
「食用向け」の米と
「もち用」の米と
「酒用」の米があり
その用途別に品種が異なるので
それぞれ買取価格が違う。
また
小麦ならば
「めん類用」の小麦と
「パン用」の小麦と
用途別に品種が異なるので
買取価格が違う。
また
じゃがいもならば
「生食用」のじゃがいもと
「でんぷん原料用」のじゃがいもと
用途別に品種が異なるので
買取価格がちがう。
多くの農産物で
その用途別に
買取価格が異なるのは
それぞれその用途に適した「品種」があるので
品種ごとに価格が違うのは当然のことである。
では
生乳はどうか。
「飲用」の生乳と
「加工用」の生乳と
用途別に
品種の違う牛から搾っているのだろうか?
飲用に適した品種の牛から搾った生乳と
加工用に適した品種の牛から搾った生乳と
区別されているのだろうか?
答えは全くノーである。
飲用であろうが
チーズ用であろうが
バター用であろうが
全く同じ乳牛から搾乳された生乳であり
たとえ品種の違う牛(ホルスタイン以外のジャージーやブラウンスイス)
から搾られた生乳だとしても
集荷にはほとんど同じ集乳車が使われ
乳業会社では混合されて
業者の一方的な判断で
飲用になったり
チーズやバターに加工されたり
我々の知らないところで
振り分けられて
加工されている。
それなのになぜ
買取価格が
厳密に
「飲用乳」と
「加工原料乳」とに
区別されて
価格が違うのだろうか?
生乳については
「飲用」と「加工用」とに
区別する基準が
全くあいまいである
にも関わらず
あえて区別して
価格を変えているのは
なぜなのだろう?
「飲用」と「加工用」は
全く同じ生乳なのに
なぜ区別しているのだろう?
買い取る側の
一方的な区別によって
全く同じものが
違う価格で
買われているのである。
(この記事、もう少し続く)
完全に買い手市場である。
多くの農産物がそうである。
生産者と業者が価格交渉をして、
どちらの言い分も通った上での価格決定、
というものではなく、
業者側の一方的な価格設定によって、
買取価格が決まってゆく。酪農家が搾った生乳は
その典型的な例である。
生乳の価格が
どのようにして決められているのかは
非常に不透明である。いつも疑問に思っているのは
その用途別に
価格が決定されていることである。
よく報道されるのは
本州の生乳価格は飲用向けの
「飲用乳」
として買われるのに対し
北海道の生乳価格は乳製品向けの
「加工原料乳」
として買われ
前者よりも後者の方が価格が安い
という事実である。
じつは
農産物が
その用途別で価格が異なるのは
生乳ばかりではない。
たとえば
米ならば
「食用向け」の米と
「もち用」の米と
「酒用」の米があり
その用途別に品種が異なるので
それぞれ買取価格が違う。
また
小麦ならば
「めん類用」の小麦と
「パン用」の小麦と
用途別に品種が異なるので
買取価格が違う。
また
じゃがいもならば
「生食用」のじゃがいもと
「でんぷん原料用」のじゃがいもと
用途別に品種が異なるので
買取価格がちがう。
多くの農産物で
その用途別に
買取価格が異なるのは
それぞれその用途に適した「品種」があるので
品種ごとに価格が違うのは当然のことである。
では
生乳はどうか。
「飲用」の生乳と
「加工用」の生乳と
用途別に
品種の違う牛から搾っているのだろうか?
飲用に適した品種の牛から搾った生乳と
加工用に適した品種の牛から搾った生乳と
区別されているのだろうか?
答えは全くノーである。
飲用であろうが
チーズ用であろうが
バター用であろうが
全く同じ乳牛から搾乳された生乳であり
たとえ品種の違う牛(ホルスタイン以外のジャージーやブラウンスイス)
から搾られた生乳だとしても
集荷にはほとんど同じ集乳車が使われ
乳業会社では混合されて
業者の一方的な判断で
飲用になったり
チーズやバターに加工されたり
我々の知らないところで
振り分けられて
加工されている。
それなのになぜ
買取価格が
厳密に
「飲用乳」と
「加工原料乳」とに
区別されて
価格が違うのだろうか?
生乳については
「飲用」と「加工用」とに
区別する基準が
全くあいまいである
にも関わらず
あえて区別して
価格を変えているのは
なぜなのだろう?
「飲用」と「加工用」は
全く同じ生乳なのに
なぜ区別しているのだろう?
買い取る側の
一方的な区別によって
全く同じものが
違う価格で
買われているのである。
(この記事、もう少し続く)
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