去年の8月から、
15回にわたって、
ブログの記事として、
「だぶつく乳製品」というタイトル
で、私の身の回りの現状を書かせてもらった。
それから約半年が経ち
ちまたでは
日本の農業の危機
日本の酪農の危機
が
以前よりは
新聞、テレビ、SNS、などで
話題にされるようになった。
しかし
私から言わせれば
まだまだ危機感が広がっているとは
とても言えない状況である。
それはなぜかというと
農業をしている人が少ない
酪農をしている人が少ない
からである。
農業人口が
極端に減っている。
酪農家とその家族の数が少ない。
その下で働く
直接の農業従事者は
酪農場の従業員は
外国人の実習生ばかり。
これでは
危機に陥っている
日本の酪農の現状を
肌身で感じる人が
ほとんどいないに等しい。
かつては
中小規模の
家族で経営していた酪農が
大半を占めていたが
現在は
少数の社長家族と
外国人実習生(実質の労働者・選挙権なし)
で成り立つ大規模酪農が
主に日本の生乳生産を担うようになった。
その酪農が今
危機に
陥っているのだが
その現状が
生乳の消費者に
なかなか
実感として
伝わらないのである。
いつまでたっても
他人事なのである。
「ポコペンチャンネル」へチャンネル登録も
していただけると嬉しいです!
詳しくはFMウイングのHPへ。

左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
の動画をYouTubeにアップしています。
ここを→クリックして
見ることが出来ます。
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で、私の身の回りの現状を書かせてもらった。
それから約半年が経ち

日本の農業の危機
日本の酪農の危機
が
以前よりは
新聞、テレビ、SNS、などで
話題にされるようになった。
しかし
私から言わせれば
まだまだ危機感が広がっているとは
とても言えない状況である。
それはなぜかというと
農業をしている人が少ない
酪農をしている人が少ない

農業人口が
極端に減っている。
酪農家とその家族の数が少ない。
その下で働く
直接の農業従事者は
酪農場の従業員は
外国人の実習生ばかり。
これでは
危機に陥っている
日本の酪農の現状を
肌身で感じる人が
ほとんどいないに等しい。
かつては
中小規模の
家族で経営していた酪農が
大半を占めていたが
現在は
少数の社長家族と
外国人実習生(実質の労働者・選挙権なし)
で成り立つ大規模酪農が
主に日本の生乳生産を担うようになった。

危機に
陥っているのだが
その現状が
生乳の消費者に
なかなか
実感として
伝わらないのである。
いつまでたっても
他人事なのである。
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左の写真の道具を使う
「牛のニコイチ捻転去勢法」
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酪農は消えるのではなく、ようやく本来の姿に戻ってくれると思ってます。人と競合する輸入穀物は、作付けでの環境悪化、輸入でのフードマイレージの圧倒的なCO2排泄、牛給与での非生理性、搾乳現場での大量のCO2排泄などなど、未来にとって何一ついいところはありません。
唯一いいところ(と思っている)の乳量の増加は結局は牛の疾病の多発と短命、それに牛乳の安全性に問題があります。そして余乳です。
問題のある形態、大型化を進めたことにあります。政治は自らの非を認めません。牛乳が余れば安くすればいいのです。消費者は酪農家に一時同情しながらも、こう思っていますし、いずれこのような消費行動しますよ。
私の現在診療している農家とその仲間たちの中には、赤字の農家は一戸もありませんよ。かなり手取りは減ってますが、今年は肥料を半分にすれば何ともないとか平然としてます。おまけに乳代が上がってくれるので、大喜びです。
成牛で年間穀物給与量は一トン以下で、少ないところはゼロの農家も出ています。
多分キロ当たり35円程度で搾ってますよ。道の調査では300頭搾乳農家では92円ですがね。世界は21世紀は有機農業で小農・家族型を推奨しています。環境も食料も地域紛争にも対処することになるからです。
政策的に大型化、大量生産を農業に求めているのは日本くらいですよ。
日本が世界最大の化学肥料消費国で、飼料用穀物最大の(量では中国に追い越されましたが)輸入国であることなど、机上論で進める農業政策に問題があるのでしょう。それが日本です。
酪農を本来の形に戻すことが今求められているのです。