先日の深夜1時頃、

ようやく夜間当番の往診を終え、

事務所へ診療車を走らせていると、

西の夜空に、

まるで月蝕の月のような、

半分欠けている

暗いオレンジ色の

大きな月が

今にも山の端に沈もうとしていた。

なかなか美しい月だったので

IMG_5187携帯のカメラを向けて

シャッターを切ったが

ピントは大ボケだった。

もう一度

こんどは少し画面を指で拡大して

望遠レンズのように月にできるだけ近づき

シャッターを切ったら

しばらくの露光時間ののちに

半月型の月が写った。

これもかなりボケているけれど(笑)

IMG_5186上弦の月

というと

宵の空中天に

右半分を高々と

光らせているのをよく見るが

この時間帯の上弦の月は

深夜の西の空に

赤々と

下半分を光らせて

ゆっくりと沈んでゆく。

いつもの上弦の月のイメージとは

かなり違った

幽玄の世界のような月だった。

私の知っている限りにおいて

月の名前は実に様々で

新月から三日月を経て

上弦になる。

そこから先は

秋の季題として有名な

十三夜、十五夜(満月)、十六夜(いざよい)

立待月、居待月、寝待月、更待月

そして下弦の月に至る。

歳時記的に多く愛でられているのは

十五夜から下弦までの月が

圧倒的に多い。

上弦の月は

それに比べると

いまいち

愛でられていないようだが

今日

深夜の西の空に眺めた

上弦の月は

なかなかオツな

とても良い月だった。


人気ブログランキング





IMG_1061












YouTube「ポコペンチャンネル」のアーカイブ配信

ぜひご覧ください。 

「ポコペンチャンネル」チャンネル登録

していただけると嬉しいです!

詳しくはFMウイングのHPへ。


IMG_2775
左の写真の道具を使う

「牛のニコイチ捻転去勢法」

の動画をYouTubeにアップしています。

ここを→
クリックして

見ることが出来ます。