こういう立場の人が、

こんな発言をしている事に、

笑ってしまう、

ツッコミどころ満載の講演会。

同じことを繰り返し言うならば

それに対するツッコミも繰り返しておくべきだろう。

IMG_5807「日本農業に競争力を」

というのは

どんな農作物に

だれを相手に

競争力を持たせるのか

という疑問が湧いてくる。

講演要旨の記事の中には

「米や乳製品をはじめとした、日本の農畜産物」

とある。

IMG_5815これは

米を出荷する米作農家に競争力を

乳製品を出荷する酪農家に競争力を

ということだと思われる。

日本の米作農家が

米という農産物でどこの誰と競争するのだろう。

日本の酪農家が

乳製品でどこの誰と競争するのだろう。

普通に考えれば

日本の米作農家が

中国やタイやカリフォルニアの米作農家と競争することになる。

また普通に考えれば

日本の酪農家が

欧米や豪州の酪農家と競争することになる。

競争とは勝負であり

勝つか負けるかの厳しい戦いが想像できる。

相手は手強い。

それをただ

農水省は

旗を振って見ているだけではなく

乳製品に至っては

欧米産の乳製品の

一定枠の輸入量を頑なに守り

敵方の援助をしている。

政府が敵に肩入れをしているのだ。

敵国の農家に肩入れをしながら

自国の農家がそれと戦うのを

旗を振りながら見ようとしているのだ。

そんな不公平で不利な競争を

あえて自国の農家に促す発言をする

この人の

真意は何なのだろう。

やっぱり

日本の農業が

日本の酪農が

今のような姿になったのは

こういう人たちが

農政をやってきたからなのだ

とつくづく思う。


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