先日の豆桜句会で、

IMG_6029「ゆきあひの空」、

という言葉を使った俳句が投句された。

なんだかとても奥ゆかしく

いい言葉だなーと思ったので

調べてると

どうやら

最近は季語として認められつつあるらしい。

IMG_6030夏から秋へ

移り変わりゆく

その狭間の空のことで

夏の雲と

秋の雲が

ゆき交わし合う

そんなイメージがあるらしい。

IMG_6032「ゆきあひの空」 

という言葉の源流には 

古今和歌集の夏歌の最後の


 夏と秋と行きかふ空のかよひじはかたへ涼しき風や吹くらむ 
                         凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)



があるらしい。 

IMG_6033また

私はそれを知って

江戸時代の芭蕉の弟子の1人 

野沢凡兆の一句


 上ゆくと下くる雲や秋の天   凡兆 


を思い出した。 

いずれにせよ

この季節空に漂う

雲の変化は

いつの時代にも

人の心を捉えて離さないのだろう。

 

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