まさか、これほど早く記録が塗り替えられるとは
思ってもみなかった。
昨日、X線フィルムの現像に
隣町の東部支所の診療所へ行った時
O獣医師とS獣医師が
「安田さん・・・低カルシウム選手権、記録出ましたよ・・・」
と言ってカルテのコピーを出してくれた。
その中に記されていた血液検査結果が
これである。
血中カルシウム濃度
2.5(mg/dl)
「・・・おおー、これは!」
「2月4日初診なので、ひと月前です・・・」
「・・・すごい、新記録更新!・・・で牛は」
「元気になりましたよ・・・」
「・・・おおー、素晴らしい」

カルテ病名は
腸炎・出血性腸症候群だった。
お産は昨年の10月28日だった。
産後の疾病ではなく
泌乳最盛期に多いHBSによる
腸管の吸収障害が原因と思われる症例だった。
そんな牛が今回
血中カルシウム濃度
2.5(mg/dl)
数字をマークしたのだった。
今回の新記録更新が
産後の乳熱ではなく
泌乳最盛期のHBS(出血性腸症候群)
の牛でなされた
ということが
とても興味深く
意味のあることのように思えた。
そういえば
前回の記録更新をした牛も
分娩直後の乳熱ではなく
腸管の異常による
吸収障害が疑われる症例で
カルテ病名は
腸炎だった。
この事実は・・・
乳牛の血中カルシウム濃度が
激しく低下するメカニズムの解明に
何かヒントを与えるものではないだろうか・・・
さらに症例が増えることを期待したい。
そしてさらに
このブログをご覧の獣医師の皆さん
もし
牛の血中カルシウム濃度が
今回の最低記録
2.5(mg/dl)
に肩を並べるか
それを下回る数値を
経験した方がいたら
引き続き
私の方へご一報をいただきたい!
低カルシウム選手権(1)
低カルシウム選手権(2)
低カルシウム選手権(3)
※ ※ ※
豆作の「のったり俳句ひねもーすチャンネル」で


句会の動画をアップしています♪
どうぞご覧ください!↓
YouTube動画「第1回くしろ元町フットパス句会」
よろしければ
チャンネル登録や評価なども
どうぞ、お願いします!(^^)
思ってもみなかった。
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隣町の東部支所の診療所へ行った時
O獣医師とS獣医師が
「安田さん・・・低カルシウム選手権、記録出ましたよ・・・」
と言ってカルテのコピーを出してくれた。
その中に記されていた血液検査結果が

血中カルシウム濃度
2.5(mg/dl)
「・・・おおー、これは!」
「2月4日初診なので、ひと月前です・・・」
「・・・すごい、新記録更新!・・・で牛は」
「元気になりましたよ・・・」
「・・・おおー、素晴らしい」

カルテ病名は
腸炎・出血性腸症候群だった。
お産は昨年の10月28日だった。
産後の疾病ではなく
泌乳最盛期に多いHBSによる
腸管の吸収障害が原因と思われる症例だった。
そんな牛が今回
血中カルシウム濃度
2.5(mg/dl)
数字をマークしたのだった。
今回の新記録更新が
産後の乳熱ではなく
泌乳最盛期のHBS(出血性腸症候群)
の牛でなされた
ということが
とても興味深く
意味のあることのように思えた。
そういえば
前回の記録更新をした牛も
分娩直後の乳熱ではなく
腸管の異常による
吸収障害が疑われる症例で
カルテ病名は
腸炎だった。
この事実は・・・
乳牛の血中カルシウム濃度が
激しく低下するメカニズムの解明に
何かヒントを与えるものではないだろうか・・・
さらに症例が増えることを期待したい。
そしてさらに
このブログをご覧の獣医師の皆さん
もし
牛の血中カルシウム濃度が
今回の最低記録
2.5(mg/dl)
に肩を並べるか
それを下回る数値を
経験した方がいたら
引き続き
私の方へご一報をいただきたい!
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