あっという間に10月になってしまったが、

そう感じるほどに、

9月はなんだかんだと「俳句で」忙しかった。

NOSAI獣医師という仕事をしながら

こんなにも俳句ばかりやっていていいのか

と同僚や農家さんから批判を浴びそうだが

ぎりぎりなんとか仕事もこなせているので

ご勘弁をいただきたいと思う。

9月19日(木)〜 20日(金)には

私の最も古い句友である

杉本多恵子さんが

札幌で開いている「青の会」という句会の

帯広十勝吟行をお迎えし

ホテルノースランドで食事をして

翌日の午前中は

とかちプラザで句会だった。

その後FMウイングの金曜ポコベン・川柳合戦の審査員をして

夜はまた別の飲み会に参加し

9月21日(土)には

地元十勝の俳句界では最も大きなイベント

「第22回大とかち全国俳句大会」

に初めてNPOとかち文化会議の

文芸部長として臨んだ。

今年の春に粥川青猿さんから引き継いだ役で

私は去年まではこの大会の

司会進行をしていれば良かったのだが

今年からは大会長として

勝毎の事務局の方と色々と打ち合わせをしながら

ようやくここまで漕ぎ着けることができた。

IMG_7768司会進行はラジオ仲間でもあるシルマさんへ

去年までシルマさんが担当していた受賞句披講は

新しく文芸部員となった伊東トイさんへ

それぞれ担当役をシフトして担っていただいた。

十勝管外から足を運んで来て下さった

受賞者の皆さんや

選者の皆さんが

この大会を大きく盛り上げてくれた。

この場であらためて

御礼申し上げたい。

どうもありがとうございました!m(_ _)m

IMG_7795そして

最後の挨拶の時に

私は

「大とかち俳句賞全国俳句大会」

の創始者で名付け親の

鈴木八駛郎(やしろう)さんが

大会の1週間前にお亡くなりになったことに触れて

IMG_7800その名の通り

「全国」的な俳句大会に

この大会を育てて行く事が

八駛郎さんのご遺志に叶うものだ

としてこの大会を締めくくった。

IMG_7776今回の大会の

入選句や

全投句の作品集は

十勝毎日新聞社に

問い合わせれば

手に入れる事ができるので

ご興味のある方は

ぜひ問い合わせてみてほしい。

毎度のことながら

この大会で良い成績を残すのは

至難の技なのである。

その理由としては

故・山陰進さんが仰っていたように

伝統派から前衛派までの

様々な傾向の選者が

それぞれ個性的な選をしているので

多くの選者からの支持を集めにくいのである。

そこに

「大とかち俳句賞全国俳句大会」

の醍醐味があるのかもしれない。

IMG_7783因みに

今回の私の投句した中で

課題句「雲」の


 地に脚を着けゐて夏の雲らしく   豆作


という句が

さっぽろ俳句倶楽部主宰の

瀬戸優理子さんの特選第5位に入った♪

個人的には

これが一番

嬉しいかな(^^)



(この記事続く)


 ※     ※      ※


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